美容室・ヘアサロン向け

美容室のカスハラ対策
最初に決めたい7つのこと

返金・無料やり直し、長時間の電話、悪い口コミ、スタッフ個人への連絡など、美容室で起こりやすい場面に合わせて準備項目を整理します。

美容室経営小規模店舗更新 2026.07.14
結論:美容室では「お客様向けの方針」「返金・やり直しの基準」「責任者への交代」「連絡窓口」「記録」「利用を断る判断」「スタッフへの配慮」を分けて決めると、現場で動きやすくなります。

美容室で起こりやすい場面

  • 仕上がりへの不満から、返金と無料施術の両方を要求される
  • 長時間の電話や居座りで、ほかのお客様への対応が止まる
  • 口コミやSNSへの投稿を材料に、特別対応を求められる
  • スタッフ個人のLINEやSNSへ連絡が続く
  • 容姿・身体・交際などに関する不適切な発言がある
  • 注意しても暴言や人格否定が繰り返される

一方で、施術ミスや説明不足など、店舗側に改善すべき点がある場合もあります。最初から「カスハラ客」と決めつけず、施術記録と説明内容を確認します。

最初に決めたい7つ

1

基本方針

正当な意見には誠実に対応し、暴言・脅迫・長時間拘束などが続く場合の対応を明文化します。

2

返金・無料やり直しの基準

受付期間、状態確認、判断者、返金とやり直しの関係を決め、スタッフがその場で約束しないようにします。

3

責任者への交代

スタッフが「怖い」「一人では難しい」と感じた時点で交代できるルールを作ります。

4

公式の連絡窓口

店舗の電話、LINE、メールなどへ一本化し、スタッフ個人の連絡先やSNSでは対応しません。

5

対応記録

日時、要求、実際の発言、対応時間、店舗の説明、証拠、スタッフへの影響を記録します。

6

今後の予約・利用

感情ではなく、具体的な行為、安全性、業務への影響、注意後の経過をもとに責任者が判断します。

7

スタッフへの配慮

対応を外す、休憩や勤務調整を行う、必要に応じて専門窓口へつなぐなど、事後の支援も決めます。

現場で使える短い言い方

「ご意見には対応いたしますが、大声やスタッフへの侮辱的な発言はお控えください」

「返金や無料でのやり直しは、責任者が施術記録と現在の状態を確認して判断します」

「これ以上同じ言動が続く場合は、本日の対応を終了いたします」

「今後のご連絡は、店舗の公式窓口へお願いいたします」

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サイトでは判断の考え方と短い例文を紹介しています。店舗名や責任者名を書き換えて使える基本方針、返金規定、記録シート、スタッフ研修台本はnoteで公開しています。